現在rFactor2では、
「UIでマウスがクリックできない」
「エンジンサウンドが聞こえない」
「Exaggerate yawが勝手に-80%になる」
という3つの大きなバグが発生しており、多くの方が頭を悩まされていることかと思います。これらの問題にはStudio397も対策に乗り出していますが、まだ完全な解決に至っていないのが現状です。しかし、国内ユーザーの皆様の素晴らしい努力と発見により、これらの問題には一定の解決方法が見つかっております。
本稿ではそれらの方法についてまとめておりますので、どうぞご参照いただき、お困りの方がいらっしゃったら共有していただけると幸いです。また、情報に誤りや現状に進展があればいつの間にか内容が書き換わっているかもしれませんのでご注意ください。
「UIでマウスがクリックできない」場合の対処法

rFactor2は、2019年12月末よりHTMLベースの新UIに移行しておりますが、その後、2020年の5月頃より新UIでマウスがクリックできなくなるという現象が発生するようになりました。これは
Windows10 May 2020 Updateに伴いMicrosoft社の日本語等2バイト文字用IMEに不具合(?)が生じたことが原因となっております。(当初はMS社側で修正が行われると聞いておりましたが、現在でもそのままになっているので仕様変更かもしれません)。
この問題は以下のいずれかの方法により解決が可能となっております。
- IMEのバージョンを古いものに戻す
この方法はご自身の環境を殆ど変更させずにバグを回避でき、Naggyさんが発見されS397のフォーラムにも掲載されている方法となります。この方法は、MS日本語入力を変更せず解決できる方法となります。 - MS社製以外の日本語変換ソフトを使用する(例:ATOK、Google日本語入力等)
このバグは元々はMS社製入力ソフトの不具合から始まっているので、他社製ソフトを使用することでバグは発生しなくなります。私はgoogle日本語入力を使用しているため、最初はこの問題の原因に気がつくことができませんでした。日本語入力方法にこだわりのない方にはお手軽です。
- Windowsの言語に「英語」を追加し、ゲーム起動時は英語キーボードでゲームを行う
この方法はWindowsの言語を問題を起こさない1バイト文字環境に変更するということになります。少し手間はかかりますが、ゲーム内での文字化けを回避するのにも一番確実な方法です。言語の追加方法は下記の手順をご参照ください。

Windowsの設定画面で「時刻と言語」を開き、次に左の[言語タブ]をクリック。「優先する言語」にある「言語の追加」をクリックすると、インストール可能な言語リストが表示されるので、英語(米国)を選択しインストールしてください。

このようになればインストール完了となります。

あとはrF2起動前/後にWindowsの言語設定を英語に切り替えることでバグは解消します。使用言語はマルチバイトでなければ英語じゃなくても大丈夫なはずですが、おそらく英語が一番無難かと思われます。
なお、他の欧米製ゲームタイトルでも同じ症状が発生することがあり、その際にもこの方法による回避が有効です。また、ゲーム中のテキストチャット入力時に半角/全角キーを押して文字化けするという問題にも対処することが出来るため、おすすめの方法の一つとなります。
この問題は日本国内に留まらず、中国、韓国など、Microsoft社製マルチバイト文字IMEを使用する多くの国で発生しています。また、この問題はStudio397側も把握している模様ですが、後述する理由から後回しになっているようです。しばらくは上記方法での回避をお願いします。
「エンジンサウンドが途切れる/聞こえない」場合の対処法

Build1125への変更後、エンジン音が聞こえなくなったり途切れ途切れになる症状が報告されていますが、これはれっきとしたrFactor2のバグとなります。
対策方法は、下記の3手順をお試しください。
- ゲーム内のサウンド設定画面を開き、"Number of Effects"の数値が小さくなっていれば32以上に変更しrFactor2を再起動します(S397公式見解)。通常は64で問題ありません。
- 1.で解決しない場合は、"Speaker configuration"を変更しrF2を再起動してみてください。例えば、実際にはステレオスピーカーを使用しているのに5.1chに設定していると、スピーカーの数が足らず聞こえない音が発生することがあります。
- 1.及び2.でも解決しない場合は、rF2のルートフォルダ
"\SteamLibrary\steamapps\common\rFactor 2\UserData\player"にあるPlayer.JSONをテキストエディタ等で開き、

749行目付近にある"Sound Options"の"Buffer Count"の数値を25以外の近い数値(26など)に変更した上でrF2を再起動します。
なお、テキストエディタはWindows純正のものでも問題ありませんが、Notepad++などを使用されると記述の行数確認やロールバックが簡単になるのでオススメです。また変更した数値は、あとで良いので元に戻した方が無難です。
このサウンドバグについては多くの方がこのいずれかの方法で解決されていますので、大抵はこれで問題ないと思います。ただし、これらは恒久対策にはならないようで、国内ユーザーの方からは新たなコントローラを追加した際などに再発が報告されています。その際には再び対策を実行してください。
なお、3番目の方法は、Nori21さん、tukiXさんのツイートを参考にさせて頂いております。この方法を発見されたご両名に感謝x2です(^人^)。
「Exaggerate yawが勝手に-80%になる」場合の対処法
この問題もBuild1125に発生しているrFactor2のバグとなります。このバグはコントローラプロファイル(設定)を変更する際などに、"Calibrate"設定にある"Exaggrate yaw"に発生します。
"Exaggrate yaw"はコクピット視点で運転する際にステアリングの角度に合わせて視点を動かす設定となります。この設定をどの数値で使用するかは個人のお好みによりますが、このバグではどの設定でも数値が必ず-80%にされてしまうため、視点の不自然な移動に違和感を覚えることが多くなります。
この問題を解決する方法は2つあります。
- コントローラプロファイルを変更する度に元に戻す
サウンドバグに比べると現象の修復は簡単なので、毎回設定を元に戻すのが手っ取り早い方法です。ただ、私のように車種によってステアリング設定を変更することが多い場合には、正直言ってちょっとめんどくさい方法でもあります。 - プロファイルを直接書き換える

毎回変更するのがめんどくさい方は、コントローラの設定を直接書き換えることにより根本的に修正が可能となります。
"\SteamLibrary\steamapps\common\rFactor 2\UserData\Controller"
にある使用している"[設定ファイル名].JSON"を開き、記述の一番下の方(1508行目付近)にある"Exaggerate Yaw"の数値を0(orお好みの設定値)に変更してして保存、rF2を再起動してください。これにより、次回変更時にこの設定ファイルを読み込んでも数値は0に固定されます。
以上、rFactor2のバグ修正に関する方法をご説明してきましたが、皆さんの環境では上手く解決できましたでしょうか。
日本語入力の相性問題に関しては、元々はMS側のシステム変更の影響ではありますが、1年以上対応されていないのはS397の欧米重視の現れでもあることでしょう。rFactor2の売上の大半がヨーロッパ(60%)とアメリカに偏っていることから致し方ない部分もありますが、SSP、ハコスカリバリー、AE86、富士、F3000Modなどを制作される著名なModderさんが数多くいらっしゃることですし、もう少し日本やアジア地域の要望も聞いて欲しいところです。
また、サウンドとExaggerate yawのバグに関しては、根本的には現在のrF2がゲーム内で設定ファイルを書き換えてもその設定を保存できないことが問題なのかもしれません。この2点に関してはS397も対策を行っているようですが、現時点のβ版であるRelease Candidate(リリース候補版)でも完全な修復はできていない様子。現時点では、JSONファイルを直接書き換えるのが一番確実な解決方法となるようです。
もし、上記を試して解決しなかったり分からないことがあれば、ブログのメッセージ欄や谷間鯖ツイッター、ディスコードなどで気軽にお問い合わせください。私の分かる範囲で出来るだけ対応いたします。
それでは、またレースでお会いしましょう。
posted by yashima at 00:00
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